クラウド利用時の注意事項

個人情報の流出に気を付ける
写真の保存場所にクラウドストレージを利用する上で、気を付けたのが個人情報の流出です。クラウドはそのサービスの仕様上、ログインに必要なIDとpasswordさえ入力すれば、誰でもアクセス可能です。他人に推測されやすいIDやpasswordで登録するとリスクが高まります。自分の本名や電話番号や生年月日などの情報で設定するのは極力避けましょう。
また主にクラウドストレージを利用する端末のセキュリティ面も大事です。パソコンやスマホにアンチウィルスソフトを忘れずにインストールする等して、IDやpasswordが第三者に知られないようにする対策も重要です。セキュリティ面の良さに定評がある、大手企業のクラウドストレージに限り、保存先として利用するのも良いリスクマネジメントとなります。
クラウドストレージのリスク
クラウドストレージの良いところはいつでもどこでも気軽に写真のアップロードとダウンロードが行える点です。ただ、サービス提供元で何かしらのトラブルが起きていると、写真を預けたり引き出すことが出来なくなります。例えば、サーバートラブルが起きていたり、アクセスが集中して混雑していると、普段通りにクラウドが使えません。他にもシステムメンテナンス中は写真の閲覧やダウンロードが出来なくなりますので要注意です。
またクラウドストレージを提供する企業が、サービスを終了させると、同時に預けていたデータも利用不可になります。サービスが終わる場合、提供元からユーザーへお知らせの連絡が届きます。終了が分かった時点で、次のクラウドストレージを探したり、預けていたデータをダウンロードする等、データを守る作業が求められます。